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新着情報

本日の高島平&歯科NEWS 6/3

新着情報

高島平診療所しみず歯科事務室特命係長T野です。

本日の「信じるか信じないかはあなた次第です」<歯雑学>コーナー!

一日に分泌される唾液の量は、なんと1〜1.5リットルにもなります。
これは500mlのペットボトル2〜3本分に相当します。
唾液にはお口の中を洗い流したり、細菌の増殖を抑えたり、消化を助けたりと、たくさんの重要な働きがあるんですよ。


■小学生への正しい歯磨き指導のニュース

【NEWS要約】

「歯と口の健康週間」に先立ち、全国各地で小学生向けの歯みがき大会が開催されました。
仙台市の泉松陵小学校では、5年生の児童たちが歯科衛生士や大学歯学部の学生から直接指導を受け、口腔ケアの重要性を学びました。
児童たちはDVD教材で自身の歯の状態やプラーク(歯垢)が付着しやすい箇所を確認。
その後、歯ブラシの毛先が広がらない程度の適切なブラッシング圧や、歯間の清掃に不可欠なデンタルフロスの正しい使い方について、実践を通して習得しました。
この取り組みは、児童のオーラルヘルスリテラシー向上を目的としています。

記事URL: https://newsdig.tbs.co.jp/articles/tbc/1954242?display=1

【感想】

小学生のうちから、専門家による正しいブラッシング指導(TBI)やデンタルフロスの使用法を学ぶことは、生涯にわたるお口の健康の基盤を作る上で非常に価値があります。
記事中の「歯肉炎」とは歯ぐきの炎症のことで、ブラッシング時の出血はそのサインです。
当院でも、お子様から大人まで、一人ひとりのお口の状態に合わせたケア方法を丁寧にお伝えし、皆様が健やかな毎日を笑顔で過ごせるようサポートしています。


■歯の矯正中でも楽しめる「白いカレー」が誕生

【NEWS要約】

愛知県の老舗食品メーカー泉万醸造株式会社が、歯列矯正中やホワイトニング後でも着色を気にせずに食べられる「ホワイティースカレー」を開発しました。
この商品は、歯科矯正を経験した社員の「大好きなカレーが食べられない」という悩みから生まれ、着色の原因となるターメリックを不使用。
2年半の研究開発を経て、スパイスの風味と白い見た目を両立させました。
矯正装置のゴムや歯を想定した独自の着色実験でも、その効果が示されています。
現在、クラウドファンディングサイト「Makuake」にて先行販売中です。

記事URL: https://meieki.keizai.biz/release/419991/

【感想】

歯科矯正中やホワイトニングをされた方は、食事による色素沈着(ステイン)を非常に気にされます。
特にカレーは代表的な着色しやすい食べ物です。
この記事のような、治療中のストレスを軽減し「食の楽しみ」を維持できる製品は、患者さまのQOL(生活の質)向上に大きく貢献します。
当院の理念にも通じる、心からの笑顔を生み出す素晴らしいアイデアですね。
美味しく食事を楽しみながら治療を続けられることは、心の健康にも繋がります。


■天然ミネラル成分の口腔ケアへの応用に注目

【NEWS要約】

株式会社アルラと九州歯科大学の共同研究により、岩塩由来の天然成分「バイオミネラル液」が、う蝕(虫歯)や歯周病の原因菌に対し、高い抗菌効果を持つことが科学的に証明されました。
この成分は、歯周病菌の増殖やバイオフィルム(細菌の集合体)の形成を抑制する効果が確認されています。
この研究成果は学術誌にも掲載され、科学的根拠(エビデンス)を持つ天然由来のOEM原料として、歯磨き剤や洗口液への活用が期待されています。
安全性も高く、継続的な使用にも適していると評価されています。

記事URL: https://news.e-expo.net/release/2025/06/250602_r01.html/

【感想】

「エビデンス」、つまり科学的根拠に基づいたオーラルケア製品がますます重要になっています。

記事に出てくる「バイオフィルム」とは、細菌が作る粘着性の高い膜で、むし歯や歯周病の温床となります。
天然由来の成分で、このバイオフィルムにアプローチできるというのは、患者さまにとっても安心できる選択肢が増えることになり、大変喜ばしいことです。
私達も常に最新の知見を取り入れ、皆様の健康な毎日を支えていきたいと思います。


今日が過去最高の1日でありますように!

高島平診療所しみず歯科